2007 年
7 月
17 日
「食」の大切さ 食事サービス活動セミナーに参加して
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第10回全国食事サービス活動セミナーに参加しました。台風直撃の7月15日、女性と仕事の未来館で開催されたのですが、「食べること」について改めて考える機会になりました。 介護保険制度が変り、介護予防が入るようになりました。配食や会食などの食事サービスを地域の活動として行っているグループにとっても、この制度改正は無視できないものです。介護予防の事業や活動は、「自分でやってみよう」と思うから予防になるのであって、誰かに命令されたり指示されたりして続けられるものではありません。体操や料理の教室に通っている人の中には、家に帰ったら何もしないという人も少なからずいます。介護保険制度の事業かどうかは別として、場を提供する人の側にも「介護予防とは何なのか」という理念が求められるし、それは厚生労働省がいうような「介護保険の給付費を抑制する」ことが目的ではないはずです。
練馬区の中にも「食」を大切にした活動を続けているグループがあり、提供される場や食事そのものが、利用する人にとって「生きること」に直接つながっている例がたくさんあります。そういう話に触れるたびに、食べることは生きることだといつも確認させられます。このセミナーで、食べることや「食」を介した人とのつながりで、どうして利用者が元気になるのかが理論的に整理されたように思います。
先日観た『終わりよければすべてよし』という映画の中に、病院ではチューブで栄養を取らなければいけなので、どうしても口からご飯を食べさせたいと在宅療養に移っていく家族が出てきます。食べることは生きること、尊厳の問題です。自分らしく生き、死んでいくためには「食」は欠かせない。そしてそれを楽しむ気持ちのゆとりが、どんな状態にあっても「精神的な健康」をつくります。でも世の中に目を向けると、悪質な食品偽装事件が相次いだり、偏った食べ物情報に右往左往させられたりしています。人間らしく生きるためにも、真面目に、楽しく「食べること」に向き合いたいと思います。
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