2007 年
6 月
19 日
新たな保育園委託化計画について
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6月18日の健康福祉委員会で、保育園委託化の検証と次期の委託化計画が明らかになりました。その概略は、今後、2009年から2016年にかけて、毎年2園ずつ、16園を委託化するというものです。現在4園の委託が行われているので、20園が委託化される計画です。2009年には光が丘第4、豊玉第2(都営住宅併設で現在建て替え中)2010年には北町、高野台保育園の名前があがっており、以降は今後、「新しいサービス需要を考えて交通便利なところ」となっています。
5月9日付の保育園委託検証報告が資料として同時に出されましたが、その内容を見ても、本当に子どもたちの豊かな保育に委託が寄与したのかは、まるで検証されていないと感じています。委託によって保育の質が向上する、委託によって保育の質は低下させないと、練馬区は保護者に何度も約束してきました。では実態はどうなのか。報告書の中には、光が丘第8保育園の第三者評価結果(委託前、委託後に第三者評価を実施)について言及されていませんし、同じく保育士が選定基準に対して加配(常勤6人、非常勤は10人以上)されている事実にも触れられていません。引継ぎに関する課題として、練馬区の保育の質、水準を明らかにする必要があると書かれているにも関わらず、それが何なのを明確にせず、20園の委託だけが先行して決まっているのでは、どう考えても子どもたちや、保護者にとって納得のいくものとはいえないと思います。
私は、2004年の夏に最初の既存保育園の委託化が問題となったときから、たくさんの保護者の声を聞いてきましたが、委託の是非はともかくとして、誰もが「保育の質が保たれるのか」を心配していました。「質」についての議論を当事者としないで、区役所の中だけで検証し計画を立てる練馬区のやり方は、間違っています。 また、20園の委託というのも、区立直営の保育園と、民間の認可保育園と区立委託園を半々にするという計画です。その根拠は一体何なのか。区立直営、区立委託、民間認可それぞれの役割がどうなっているのかもわかりません。このまま、以前と同じように委託ありきで強引にすすめていくのでは、また大混乱になることは必至です。「練馬区のやり方」を真摯に反省して、保護者との合意形成に努力をするべきです。
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