2007 年
1 月
29 日
海や空に放射能を捨てないで
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今年の夏にも青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場が、本格稼動しそうになっています。再処理工場の問題は、昨年、NPO市民バンクの田中優さんのお話を聞いて「どうしよう…」と思っていたのですが、具体的な発言や行動になかなか結び付けられずにいました。先週、東京海洋大学の水口憲哉さんのお話を聞き、自分の思うことを今、発信しなければと気づかされました。 再処理工場は、原発1基が1年で排出する放射能と同じ量をたった1日で排出します。原発からは通常外部に漏れないことになっている放射能も、再処理工場は日常的に廃液、排気として海や空に捨てるのです。それも大量に。海に捨てられる放射能は海流に乗って、茨城県の鹿島灘まで届きます。空に捨てられる放射能は、青森県だけでなく、東北地方に広がります。私たちが口にする食べ物はどうなるのかという不安とともに、日本で一番電気を消費している東京に暮らしている私たちが、六ヶ所村の核燃料再処理工場のことなんて関係ないと思ったら大間違いだということです。ただでさえ日本の食料自給率は40%しかないのに、再処理工場稼動により海や空や土の放射能汚染が広がれば、私たちはどうやって生きていけばよいのか…。食べることは生きることです。
ポレポレ東中野で上映中の鎌仲ひとみ監督『六ヶ所村ラプソディー』にも足を運び、、鎌仲さんと下村健一さんの対談を聞くことができました。鎌仲さんは、この映画を作った思いを「賛成、反対両方を俯瞰で見たかった。対立面だけを見ないで俯瞰で見ることで、何がよりよい選択なのか、第3の道はあるのか、新たな知恵が生まれてくる」と話していました。下村さんが「この問題は、今につなげる、横につなげる、自分につなげる問題。映画を観た後、あなたは何をしますか」と会場に投げかけられ、私は、ここでも一人でも多くの人に知ってもらいたいと感じたのです。六ヶ所村の問題はメディアにも乗らないし、本当のことはほとんど知らされていません。だから「六ヶ所村ラプソディー」を多くの人に見て欲しい。対談で出た四国での核廃棄物最終処分場の問題など、知らされないことはまだまだたくさんあります。今週土曜日朝7時頃、TBSテレビに下村さんが出演し再処理工場のことをレポートするそうです。まず、知ってください。
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