環境自治体会議 ―2日目― 橋本まき 練馬区議会議員 
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2006 年 5 月 30 日    
環境自治体会議 ―2日目―

環境自治体会議の2日目は10の分科会に分かれ、第10分科会「こうすればできる自治体EMS(環境マネジメントシステム)」に参加しました。
 はじめにEUにおける環境マネジメントの動向という特別報告があり、EU加盟25ヶ国の間で2005年から始まっている排出権取引制度の最新情報やEMSの今後の展開について興味深い報告を受けました。日本は世界で一番ISO14001の認証取得の多い国であり、特に自治体への広がりは世界的にも類をみないという報告は、はじめて聞く日本の姿でした。ISOやEMSが日本の中で広がっていますが、今後、マネジメントシステムを使って何をするのかが問われているというまとめにとても共感しました。
続いて、三重県、鹿児島県、昼食をはさんで、鹿児島市、水俣市の各自治体から事例報告がありました。三重県では市町村のISO取得に補助金をつけて促進し90%の取得率ですが、それを使って各市町村はどうするのかという課題解決のために、市町村のネットワークづくりをはじめています。鹿児島県は今年ISO14001認証を取得し、項目の中に環境基本計画の課題を盛り込みマネジメントシステムを回しながら政策評価と連動できるよう試みられています。鹿児島市は独自の指針に基づく「環境管理事業所制度」を作り事業者の認定を行っており、現在130事業者にまで広がっています。水俣市はISO14001を基にしたシステムを構築し(ISO14001自己宣言)、市民監査委員会で評価をしています。それぞれの自治体の報告には、環境政策のヒントがたくさん詰まっていました。
これからの環境政策は自治体ごとの取り組みももちろん大切ですが、自治体どうしのネットワーク作りが鍵になると思います。環境政策にどんどんお金をつぎ込むのではなく、環境配慮を日常業務や区民生活に根付かせる方法として、EMSは自治体の規模に関わらず共に学びあうことができる課題です。環境都市宣言をしようとしている練馬区でも、知恵を学び知恵を提供しあう環境自治体会議に参加してほしいと思います。中身が濃く、指宿に来たのに砂蒸し風呂に入れなかったのは残念でしたが、環境自治体会議は本当に学ぶことが多いです。昼食後にフィールドワーク行った足湯温泉で少しだけ「泉都指宿」に触れ、それで十分満足しています。



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