2005 年
10 月
25 日
第3回定例区議会が終了
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第3回定例区議会が10月21日に終わりました。今回は、介護保険制度の改定に先駆けて、10月1日から特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどでの、居住費、食費が自己負担になることにともなう条例の変更が9月の末にありました。 来年4月から介護保険制度が大きく変わろうとしています。しかしその内容は、財源の手当てのことばかり先行し、実際の利用者の声が十分反映できているのか疑問に感じます。10月21日の区報に、来年度から3ヵ年の介護保険の計画素案が掲載されています。でも65歳以上の第1号被保険者の保険料が基準額で月額900円も上がることや、来年度からの税制改革の影響で非課税限度額が下がり、その影響が大きく出ることなど、区民の負担が増えることの説明が十分されているとは思えません。介護保険に限らず物事にはメリット、デメリットがあるのは当然です。介護予防や認知症予防などの新しい取り組みの必要性と同時に、その制度をみんなでどう負担してつくっていくのかも区民と一緒に考えていく姿勢がなければ、この改定で介護保険が旨とする「介護の社会化」が進んでいくとは思えないのです。 私は、将来介護が必要になったとき、「この制度があれば安心して生活できる」と思えれば、生活ができる範囲で、ある程度の保険料を払うことに納得できます。それでも負担がどんどん大きくなって今の生活そのものを脅かしてしまったら、「将来のことより今の生活の方が大事」となってしまうかもしれません。社会保険制度の持続可能性とか安定性というのは、保険料を払う人が制度にどれだけ信頼を置いているかによるのではないでしょうか。 税制改正や医療制度改正などもそうですが、この間のさまざまな動きは、「取れるところからは搾り取る」という印象が強いです。「給付の適正化」をいうなら「負担の適正化」もすすめなければ、不公平感ばかり募り、それこそ社会の「安心安全」を揺るがしかねないと非常に不安に感じています。
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