2005 年
4 月
26 日
介護の社会化ってなに?
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2006年度から介護保険制度が大きく変わることに、多くの方が関心を持っていることと思います。そんな中で、自分の身近にあった「?」について、いろいろな方のご意見を伺いたいと思います。 3月から4月にかけて、同居や2世帯住宅で介護保険の家事援助(具体的には掃除)を利用していた方へケアマネージャーから「今後利用できない」と言われた、という声が数件寄せられました。いろいろお話を伺う中で、3月11日付けで練馬区から介護保険の各事業所へ「よくある質問としての答え」として、外出介助や同居・二世帯への家事援助についての考え方が示されていることがわかりました。日中独居や二世帯住宅での生活援助については「原則として同居の家族や親族がいる場合は生活援助は利用できない。ただし、同居家族等が仕事などの趣味趣向に関わらない目的で外出し日中独居になる場合、留守の時間帯にどうしてもそのサービスを提供しなければ利用者の日常生活に支障を来たすと判断されるのであれば提供することができる。二世帯住宅については同居に順ずる状況のため原則として利用できない」と書かれています。食事や洗濯は昼間でなければいけないが掃除は家族がしろということのようです。介護認定を受けているにも関わらず、自分の必要なサービスを受けることがなぜできないのか?という素朴な疑問から、練馬区の担当職員に話を聞いたところ、「家族も含めた介護を組み立てるのがケアマネージャーの仕事。一人ひとりにサービス提供するようには介護保険はできていない。家族の協力も前提としてある」というような答えでした。確かに家族の協力は必要だけれど、日常的に介護を担えない家庭もあるはず。「家族ができないなら介護放棄として理由を書けばよい」と担当者は言いますが、介護放棄って…その言葉は家族にとっても抵抗がありますよね…。 生活援助は自立した生活を支える大切なサービスです。厚労省も「適正給付」とよく言うけれど、何が適正なのかは一人ひとり違います。そこに同居とか二世帯とかいう物理的な基準を持ち込めば、結果として「バッサリ切る」ということになりかねないのでは?と、私は非常に疑問を感じているし、「介護の社会化」って何だったの?と思います。
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