2005 年
3 月
13 日
自分らしく生きること
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2月10日から3月11日まで第1回定例議会でした。2005年度の予算特別委員会も10日間ほど開かれました。質疑については、区議会のホームページをご覧ください。 そんな中を縫って、3月6日に女性センターで開かれた女性講座で、医師である丸本百合子さんのお話を聞いてきました。「健康」とは何なのか、新たな発見がありました。 「病気もしないでバリバリ働けることが健康だと勘違いしている人が多い。調子が悪いとき調子が悪いという体のサインがあることが健康ということ」。目からウロコが落ちました。健康の基準は一人ひとり違う。自分にとって健康とはどういう状態なのか分かっていることが大事なんだと思います。また、「健康は自分ひとりで何とかできるものではなく、周囲の環境に左右される。外的要因で容易に破壊されるもの。だから健康に生きていく権利が保障されなければならない」という言葉も胸に突き刺さりました。 リプロダクティブヘルス/ライツという言葉をご存知でしょうか。私が初めて耳にしたのは北京女性会議が開かれたときでした。当時は医療環境が整っていない国や宗教的に女性が差別されている国の話だとばかり思っていましたが、自分のこととして健康に生きる権利=自分らしく生きることを考えなければいけないと思いました。 日本は世界でもまれに見る貧富の差が少ない国だと言われています。しかし、以前内閣府の男女共同参画課長に、先進諸国の中で女性の地位が最も低いのが日本だと聞いたことがあります。高等教育を受ける女性の割合や労働現場での女性の地位は、アジアの国々と比較しても日本は低水準なのです。目の前に出されたデータを見て「えっ?」と思いました。「日本は豊かな国なんじゃないの?」と正直思ったのですが、よく考えれば豊かだと思わされていただけなのかもしれません。まさしく井の中の蛙大海を知らずです。 「女性の性や体についての教育や情報が『子どもを産む』という目的の中でしかない」と丸本さんから指摘され、何かが繋がった気がしました。日本の社会にとって「女性であることの意味」が一方的だからバイアスがかかるのでしょう。少子化対策とか次世代育成支援政策に私が覚える違和感の正体が見えてきたように思います。子どもを産んでも生まなくても、誰でも自分らしく快適に生きられる世の中の方がいいじゃないですか!
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