2003 年
8 月
26 日
電子区役所と個人情報保護のこと(つづき)
〜その2〜
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明けて25日、練馬区の情報公開・個人情報保護運営審議会に初めて出席しました(今回から委員になりました)。ファミリーサポート事業を電算化する提案の中で、「(サービスを利用する)理由」という項目がありました。私は「ファミリーサポートはボランティアによるたすけあいのしくみであり、理由を問わず利用できるはず。申し込みの時に何で理由が必要なのか」と聞きました。その答えは・・・「地域による市民ニーズをつかむ、国からの補助事業なのでデータによる報告が義務付けられている」というもの。これもちょっと待ってよ!です。名簿を作ることと市民ニーズを把握することは目的が違うじゃないの!?申し込み段階であれもこれも情報を把握して、一気に処理すれば「効率化」が図れるのでしょうが、それは利用する人のためでなく、行政の勝手なのではないかと思います。 さまざまな事柄が電算処理されていく中では(それもネットワーク化されていく中では特に)、何のために情報を集めるのか、目的を明確に相手に伝えて同意をとることをないがしろにしてはいけないのです。効率化の名のもとで、市民と向き合わずにすすめられるIT化とはいったい何なんでしょうか。 さて、この審議会では大変なことが明らかになりました。この間の住基ネット、総合行政ネットワークシステム(LG-WAN)、電子政府−電子自治体構想の中で、練馬区の個人情報保護条例を見直すことになったのです。審議会に小委員会をつくってすすめられることになりますが、来年1月の議会に提案が予定されています。目黒区の個人情報保護の審議会では、住民の最低限の権利として住基ネットに接続したくないという人には切断するべきという意見を表明しています。私は、「本人同意」をきちんと位置付けたいと考えていますが、生活者ネットワークのなかでもまだ議論が途中なので、多くの方のご意見をいただきたいと思います。
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