2008 年
6 月
3 日
カテゴリ:活動報告
鳥海山の懐でも 環境を考える 環境自治体会議ゆざ会議そのA
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第16回環境自治体会議ゆざ会議の最終日は、各分科会からの報告を受け、「季節は巡り 時代は過ぎても 変わらなくても いいものがある」という「ゆざ宣言」を採択して閉会しました。他の分科会から、遊佐町を通る高速道路の建設に当たり、防風林のクロマツの保全について国交省の方も含め話し合いがされ、第一歩を踏み出せたという報告もありました。私が見学した遊佐中学もそうですが、「よい面だけでなく、困っているところ、なす術がなく途方に暮れているような場所も見ていただこうと思います」という実行委員長の今野さんの言葉通り、複雑に絡み合い「きれいごと」では済まない環境問題への向き合い方、解決に向けた歩み方を、ここでも感じることができました。このゆざ会議では参加者の多くが、課題は山積しているけれど立ち止まって自分の頭で考え歩き出すことの大切さを実感する場面が多々あったのではないかと思います。 さて、会議終了後は鳥海山のブナ原生林を歩くオプショナルツアーで、二の滝渓谷へ。ブナの原生林を見るのも歩くのも初めてなので、行く前からウキウキしたのですが、バスで鳥海山を登っていくと、植林された杉林と広葉樹林帯では明らかに森の色が違う! 明るさが違う! 植生の違いを知り、自然というものは本当によくできている、人間が手を加えていい範囲は自ずと限られるのは当たり前だなと納得してしまいました。バスを降り、ガイドをしてくださる方の説明を聞きながら、一の滝、二の滝、狭霧橋で折り返して帰ってくるという短いトレッキングコースでしたが、雪渓をたたえる鳥海山の豊かな水が、庄内平野の豊かさへ連なっていることを肌で感じるとてもステキなツアーでした。 遊佐は鳥海山の恵みあふれるところ。町のいたるところに湧水があり(自濆しているので水量が豊富)、米どころの農業や生活を支えています。私がお話を聞いた遊佐町の人たちも口々に「鳥海山は生命の源」と話されます。自然を感じるシンボル(鳥海山)が目の前にあるかないかの違いはあっても、「ただの生きもの」に向けるまなざし、負荷かからない生き方、暮らし方を選んでいくための、机上の理屈でない何かをつかんだ気がしています。 来年は日本一暑い岐阜県多治見市での開催です。
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