2008 年
4 月
8 日
カテゴリ:活動報告
戦争放棄と生存権について
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4月5日に大泉9条の会で渡辺治さんの講演を聞きました。安倍政権の後、福田政権になって憲法改悪の動きがどうなっているのか、この動きはどこからきているのかが非常によくわかりました。明文改憲をめざした安倍政権に代わって、福田政権のめざすものが自衛隊の海外派兵の恒久法の制定と、改憲に向かう国民運動を作り出す(皮肉なことに各地の9条の会に学ぶ)こと。恒久法は民主党も合意しているらしいが、昨年の参議院選挙で安倍政権に対する国民の批判の声(構造改革路線と憲法改悪)が明らかになり、政局をにらみ今はようすを見ていること。そしてそれらは、私たちの暮らしの声と、グローバリゼーションをすすめる財界やアメリカからの圧力とのせめぎ合いなのだということ。
そういう話を聞いていたら、3月末に千代田区立(!)神田一橋中学校で行われた「反貧困フェスタ2008」のことを思い出しました。1日をかけていろいろなプログラムがあったのですが、雨宮処凛さんと廣瀬純さんの対談(5月のメーデーの頃『週刊金曜日』に載るそうです)、『ルポ最底辺』(ちょうど読み終えたところだったので)の著者生田武志さんの講演などを聞いてきました。貧困問題の根っこにも新自由主義によるグルーバリゼーションの大きな影があります。戦争放棄を謳う憲法9条も、生存権を保障する25条も同じ圧力によって揺さぶられている、「あぁつながった」という感じです。
平和も、自由と生存も、「踏みつけにしないで!」と私たちが言葉や行動で示さなければ、ぺちゃんこにされてしまう。私たちはどういう社会をめざすのかを、自分たちの言葉で語り、作ることが必要で、今が「勝負時」。そんな中で、「君が代」不起立を貫いている根津公子さんの免職処分が回避されたというニュースがありました(停職6か月だっておかしいですが)。たくさんの人が「おかしいことはおかしい」と声を伝えたからでしょう。
すぐに解決できなくても、「今の社会の動きはおかしい」と思っている人は確実に増えています。軍需産業に頼らないで平和産業で暮らしを立てていくことも、富を分配してみんなで「ほどほど」に暮らすことも、人がつながれば現実になるのだと思います。
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