2008 年
1 月
30 日
カテゴリ:活動報告
普通の家で過ごす コミュニティホーム樂
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先日お話を伺った小規模多機能型居宅介護・コミュニティホーム樂に、所長の佐戸義江さんを訪ねました。樂は東急大井町線の九品仏駅から徒歩10分ほどのところにあるのですが、駅を降りてどちらに行くのか迷って駅員さんに尋ねると、「利用者さんがお世話になっているので」と行き方を教えてくれました。後で佐戸さんに伺うと、商店街も含めて、利用者の見守りをしてくれていることのこと。行く途中でも元利用者で今はボランティアに来ている方に道順を教えてもらいました。(同じところに着いてびっくり!)まさしく「地域密着型」です。 樂は本当に普通の家でした。玄関までに10段ほどの階段もあり(昇降機が設置されていますが、ほとんどの利用者は階段を昇る)、入ると広いリビングで、みんな自由に過ごしていますし、トイレに行くのも数段昇り、お風呂は2階のユニットバス(補助具はついていますが)。「誰かの家にお邪魔した」という感覚です。 樂の利用者は中学校区位の範囲で、遠くの人は受け入れていません。地域密着で、家族と一緒に在宅介護を支えていくのに、あまり遠くの人では対応ができないためです。「手厚い介護」というよりは、「家族と一緒に地域で支える」という方がぴったりきます。小規模多機能型居宅介護は、デイサービス、ショートステイ、訪問介護を1事業者がサービス提供するため、ともするとオーバープランになりがちです。樂では、家族でできることはやってもらう。だからはじめに樂でできること、できないことを利用者と家族に十分納得してもらい登録に至ると。利用者どうし、その家族どうしが「樂」というもう一つの家をシェアしながら支え合っているのだと感じます。 「地域密着型」を考えるとき、生活圏域をどうとらえるかも大きな問題です。練馬区は4つの福祉事務所の管轄区域を「生活圏域」としていますが、樂の利用者の範囲をみてもわかるとおり、生活している場所が軸にならないと難しいものと思います。 介護職の報酬が低くいために人手が足りないことなど、福祉全体の課題もありますが、在宅介護を支えるもう一つの家として可能性を感じます。
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