認知症高齢者の地域ケアについて 橋本まき 練馬区議会議員 
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2008 年 1 月 21 日     カテゴリ:活動報告
認知症高齢者の地域ケアについて


 昨年お話を伺った西東京市のサポートハウス年輪の理事長、安岡厚子さんに会いに行きました。年輪は、認知症高齢者のグループホーム、デイホーム、食事サービス、介護サービスなどを行っているNPO法人です。当初から365日の開設が画期的と注目されており、ぜひ一緒に行きましょうと仲間を誘って4人で出かけたのでした。
 かつて施設で働いていた経験から、以前は「認知症」という認識が社会になく、精神科の病院に入院させられ最期を迎えていた。その人らしく暮らせる場をと考え、認知症高齢者のミニデイホーム、グループホームを作る運動を始めた、という話を練馬で伺っていましたが、実際、サポートハウス年輪に足を踏み入れると、いろいろな人が支えていることが手に取るように分かります。1階のデイホームは、「お金がなかったから」床板をみんなで張ったという床材、リサイクルショップで調達したという茶ダンスや食器棚などを見ていると、本当に「誰かの家」にお邪魔したよう。グループホームは同じマンションの3階の3部屋を大家さんの協力で壁を抜いて、9人のユニットになっているのですが、ドアの前に立っただけでは、そこがグループホームだとは想像つきません。
経営面や人材確保の問題など、NPOの運営はいろいろ難しい点も多いようですが、「NPOは地域に見捨てられたら終わりでしょう」という一言に、ものすごく納得してしまいました。NPOの運営というだけでなく、認知症高齢者の地域ケアをつくるという意味でも。地域とのつながりがなければ、医療、介護という「サービス」だけで地域生活は支えられませんから。
西東京市では、職員課が音頭を取って市役所の全職員対象に「認知症サポーター養成講座」に取り組んでいるそうです。福祉関係だけでなく、清掃や道路、公園、商店街、地域施設、もちろん市役所の本庁でも、認知症に対する理解は必要ですものね。「練馬区でも」と言う前に、まず、自分がサポーターにならなくては。オレンジリング(受講するともらえるサポーターの印です)を付けられるように、養成講座を受講することが今年の目標の一つです。



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