2007 年
9 月
25 日
カテゴリ:活動報告
在宅介護をささえるもの
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9月22日「在宅介護は夢のまた夢?」NO! 寝たきりデー2007が開かれました。介護保険開始前から数えて、今回で18回目です。介護の社会化をめざし導入された介護保険でしたが、昨年の改定では家族介護が前提とされ、「社会化」はどこに行ったのか多くの人が疑問に感じています。厚生労働省は、施設介護はお金がかかるからと在宅へ政策転換してきましたが、思いのほか在宅介護に費用がかかることがわかり、要支援などの軽度の人を介護保険からはずそうと考えているようです。要支援や要介護1の人たちにどんなサービス支援が必要なのか、私たちも十分検討する必要があります。 「高齢者への手厚い介護は、逆効果? 「要支援」のサービスをめぐって」と題した、首都大学東京の星旦二さんの講演はある意味、ショッキング?なものでした。要支援の人を対象とした生存率の調査結果から、元気な人もそうでない人も、「生きがい」がいかいに人間の力を湧き起こすかということがよくわかりました。「当事者の主体性を大切にする」と言うのは簡単だけれど、しくみのなかだけで考えていてはとてもできるものではありません。やはり、介護保険は生活を支える一部でしかないんだなーと実感します。 第2部では「要介護者が在宅生活を続けられる条件とは」というワークショップに参加しました。訪問看護や訪問看護、デイサービスなどの事業をしている方たちをパネラーに議論が始まりましたが、どちらかというと事業者サイドの話が多く、在宅生活をする側の立場からの発言があまりなく、少し残念に思いました。もちろん、今の介護職の待遇改善は真っ先に取り組まれなければならないことです。でも、「サービス提供」で支えられる部分もやはり生活の一部でしかないし、「地域のささえあい」といった形やしくみにならないものが、その人の生きる気持ちを支えるのだと思います。自分の老後を想像したとき、介護保険もあり、保険外サービスもあり(買えるお金があればですが…)、気持ちを支える地域の仲間がいて、はじめて「なんとかなるさ」と思えるのかも。「地域のささえあいは誰がどのように?」が見えないので、漠とした不安に苛まれてしまうのではないかと思うのです。
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