2007 年
8 月
30 日
カテゴリ:活動報告
中学生のための『慰安婦』展」を見に行く。
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昨年から続けている『未来をひらく歴史』読書会で、早稲田にあるWam(女たちの戦争と平和資料館)で開かれている「中学生のための『慰安婦』展」を見に行きました。Wamは小さな施設ですが、そこに展示されている数々の資料が物語る、日本軍の戦争犯罪、性暴力の事実は、歴史的な意味が大きく、また、重く苦しいものでした。資料館スタッフの方が解説をしてくださったこともあり、理解が深まると同時に、「戦争」の実像が浮かび上がってきます。 展示の中に、大分の高校で「慰安婦」問題に取り組んだ資料があり、高校生がレポートしたノートに釘づけになりました。そこには、大人はなぜ事実を教えてくれないのかという若者のメッセージがつまっていました。「慰安婦」にされた10代の女性たちの姿を見て、「自分だったら…」と考え、グループで話し合ったり、「慰安婦」は女性差別ではないのかという気づき、政府高官が繰り返す事実を歪める発言に対しての意見など、知ることと、自分の頭で考えることの大切さを、そのノートから学びました。 事実を事実として認めないところからは何も始まりません。日本政府のこの間の対応は、かつて認めた事実さえも否定し、一方で、米国下院で議決されればそちらに対応しようとする、一体被害者は誰なのか、何に対して反省し謝罪するのかを見誤ったものです。他者の人権をおとしめたままでいて「国際社会の名誉ある地位」は獲得できるわけがありません。 先日、練馬区と練馬区教育委員会は『日本の青空』という日本国憲法が生まれた経過を描いた映画上映の後援を拒否しました。「現憲法を擁護し遵守する」と常日頃から発言している練馬区長の姿勢からは、疑問を感じます。憲法論議がさまざまあるときだからこそ、現憲法とはどういうものなのかを、より深めていく必要があると思います。 「中学生のための『慰安婦』展」は来年5月25日まで開催されています。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたいと思います。
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