ホームレス緊急一時保護センターについて 橋本まき 練馬区議会議員 
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2007 年 6 月 25 日     カテゴリ:活動報告
ホームレス緊急一時保護センターについて

大泉学園高校跡地にホームレスの方たちへの緊急一時保護センターを設置する計画があり、説明会が開かれています。生活者ネットワークではホームレス問題への取り組みとして、2004年に大阪市への視察や、2005年に『あしがらさん』上映会、板橋寮(緊急一時保護)、北寮(自立支援)の視察などをしてきましたが、説明会に行ってみて、区民のみなさんへの発信が足りなかったことを痛感しています。

 説明会では、多くの方から「ここに作るのはやめて欲しい」「ここに決まった経過が不明瞭だ」という意見が出ていました。また、「賛成でも反対でもないが、説明が納得できない」という人もいました。頭では分かっていても、実際、自分の家の近くに100人規模の施設ができると突然聞かされれば、戸惑うのは当り前だと思います。練馬区からは「行政の責任で場所は決めた。ご理解願いたい」という説明ですが、それで納得しろというのも無理な話だとも思います。ホームレス問題への対策は、2000年から始まった東京都と23区の共同事業ですが、なぜぎりぎりまで何もしなかったのかと残念に思います。せめて、プロセスを包み隠さず区民に率直に話し、納得、合意を重ねていくしかありません。

 ただ、私はホームレスが「特別な人」とは思いません。職を失ったり、病気になったりして、突然収入が得られなくなれば、誰でもホームレスになる可能性があると思うからです。大阪に行って、当事者や支援をしているNPOの方、行政の方などいろいろな人の話を聞きました。また、板橋寮、北寮でも施設の運営をしている社会福祉法人の方の話を聞き、現場も見ました。みんな必死に生きていると感じて帰ってきましたが、感じたことをそのまま言葉にすることが難しく、どう伝えたらよいのか、ずっと悩ましく思っています。今もそうです。私は「ホームレスだから危険なのではないか」とは、どうしても思えません。今、「ワーキングプア」の問題が深刻になっています。今後は高齢者の貧困の問題が噴出してくるでしょう。ホームレス問題は、他人事ではないと感じているからです。



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