2006 年
11 月
22 日
カテゴリ:活動報告
地域で親子の受けとめを
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私は以前から、ある区立保育園の保育士さんが言っていたことで、何とかしなければ…と非常に強く感じたことがあります。それは、今、保育園、特に区立保育園で、被虐待児の受け入れが徐々に増えていることです。同じ時期に、保育園給食の調理師さんからも、保健所からの意見書で入所する子どもが増えているという話を聞き、ますますその思いを強めていました。
先日、「地域で子どもを守る手つなぎを!」というシンポジウムに参加し、保育園、保健所、児童館、学校の現場からの報告を聞く機会がありました。想像した通り、保育園、保健所からの報告は、虐待対応、特にネグレクト(育児放棄)に関するものでした。そういった子どもと親の状況は非常に深刻になってきており、地域で保育に関わる専門家とともに、地域に暮らす私たちの受け止めがとても重要になっていると感じます。 保育園からの報告で、まず、自分(親)の話をしてからでないと子どもの話に行き着かないケースがあるという話がありました。はからずも数日後、民間の子育て支援に関わっている方からも同じようなことを聞きました。そのとき、私は、昨年から続けている傾聴ボランティアの講座で学んだことを思い出しました。それは、「受け止められて安心を感じた経験がなければ、人の話を『聴く』ことはむずかしい」ということです。親であっても、自分が受け止めてもらえた経験があってこそ、子どもを受け止めることができるのではないかと思います。受験戦争で競争にがんじがらめになってきた経験はあっても、「受け止められて安心した」という経験が乏しいのかもしれません。
教育基本法の改悪の動きをはじめ、子どもたちを取り巻く環境はますます息苦しいものになろうとしています。それは、大人にとっても息苦しい、生き難い社会になろうとしていることではないでしょうか。自分の感じたこと、考えていることを自由に何の不安もなく話し合える場が、大人の社会にも、どれだけあるのでしょう。自分が政治に関わるようになって更に、「誰でもが自由に意見が言える」ことの大切さを感じます。
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