2006 年
8 月
31 日
カテゴリ:活動報告
多文化共生のまちを歩く
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『未来をひらく歴史』読書会のみなさんと一緒に、日本中で最も多文化共生のまち、新宿区大久保・百人町をウオッチングしました。地域で外国人とともにまちづくり活動をしている市民団体「共住懇」(外国人とともに住む新宿区まちづくり懇談会)の事務局長、山本重幸さんの案内で、職安通り〜大久保通り周辺を2時間ほど歩きました。 まず、職安通りからスタート。韓流スターグッズの並ぶ店、レストラン、スーパーマーケット、さらにハングルのフリーペーパーが街角のスタンドに置かれていたりと、看板のみならず町じゅうがハングル。ここには韓国資本の店も多く、現在の韓国ビジネスのまちです。20年前は「外国人お断り」だった不動産屋さんも、「外国人歓迎」へ変わってきたとのこと。また、韓国の教会やお寺がビルの中に入っていて、人と一緒にいろいろな文化や風習がまちにあることが分かり、経済(商売)が文化を作るのだなぁと感じます。普段、食べ物やさんの看板にしか目の行かない私としては、最初から発見の連続です。 職安通りから細い路地を抜け大久保通り方向へ向かいます。この周辺は旅館業が多い地域でしたが、韓国民宿やアジア料理の店に衣替えしているところも。旅館業に限らず高齢化で続けられなくなった商店などが、テナント貸ししている例も多いそうです。新大久保駅周辺は東南アジア系の店も多くまさに多国籍。イスラムの人が食べられる食材を扱う店もあります。一つのビルに、中国系美容室、タイマッサージ、アジア&アフリカ…言葉や風習が違う人たちのコミュニケーションとは?などと考えます。 大久保通りから別の路地を入り職安通り方面へ。一本道が違うだけで雰囲気が変わり、住宅街の地域が続きます。小泉八雲公園の先にある大久保小学校は、生徒の半数以上が外国籍か両親のどちらかが外国籍なので、学校からのプリントも6カ国語対応、電話連絡網は言語別、親子日本語教室も開かれていますが、これらは全て現場対応で、制度があるわけではないとのこと。教育や福祉、災害対策など短いスパンで人(民族)が入れ替わる地域のまちづくりは大変だと思います。練馬と状況は違いますが、「ともに住む」「地域のコミュニケーションとは?」というテーマを考える機会になりました。
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