2006 年
7 月
11 日
カテゴリ:活動報告
国分寺お鷹の道散策
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国分寺のお鷹の道を歩きながら、真姿の池涌水群や国分寺史跡をめぐる市民のツアーに参加しました。お鷹の道は以前、石鹸運動をしていた人たちと一緒に歩いたことがありました。そのとき国分寺崖線の上に大規模マンション建設が予定されていて涌水に大きな影響が出るのではないかと心配されていた頃だったので、どうなっているのかとても心配だったのです。確かに真姿の池の上の崖にマンションが立ってはいましたが、ツアーの案内をしてくださった方の話では、市民の運動で、崖線のすぐ手前の土地を公園用地として市が買い取り、マンションの高さも当初の予定より低くすることができたとのこと。今のところ涌水への影響はあまりないということで、少しホッとしました。国分寺市は人口12万人ほどの小さな市ですが、環境を守ろうとする市民の力は大きく、それに応えようとする市の姿勢を感じられます。それがまちづくり条例制定のきっかけになったそうです。 真姿の池から水路をたどり、国分寺、国分尼寺、七重の塔の史跡を巡りながら楽しく歴史を学びました。下から国分寺崖線を見上げると、本当に屏風のように崖が続いている地形がよく分かります。七重の塔は真北に真姿の池をのぞむように建てられたというお話に、奈良時代の都市計画では人間は自然のもとに町や建物を作ったとのだと思えます。まさに「自然との共生のまちづくり」です。一方、木々に囲まれた崖線の上に見え隠れする大規模マンションの姿は、周囲の環境と調和しているとはいいがたい印象がありました。 国分尼寺跡の真横を走るJR武蔵野線の高架も国分寺崖線を分断していて、景観的にも、地下水涵養の点からもどうなのか?と疑問を持ちました。西国分寺駅から先地下に入る武蔵野線は、以前大雨のとき地下の線路が冠水してしまい、しばらく運行できなかったことがありました。地下水は目に見えないだけに、時として思いもかけない自然の力を私たちに見せつけることがあります。翻って、今、東京都と国土交通省が外郭環状道路の大深度地下方式による都市計画変更と環境アセスメントに対する都民の意見募集をしています。国分寺崖線を見るまでもなく、地下50m以上のところに作られる高速道路が本当に大丈夫なのだろうか?と素朴な疑問を感じているのは私だけではないと思います。
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