2006 年
6 月
5 日
カテゴリ:活動報告
1,25ショック?
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昨年の合計特殊出生率が1.25と過去最低を記録しました。東京都は0.98と全国で最低、ちなみに練馬区は一昨年のデータで1.09です。2004年の年金改革時の出生率は1.29でさらに0.04ポイント下回りました。100年先を見越した制度設計だとして負担を引き上げ、給付を引き下げる改革を行ったはずでは?と思います。あの改革では将来の出生率推計を1.39としていました。年金制度の構造的な問題(パートやアルバイトの厚生年金加入の問題、第3号被保険者の問題や個人単位への設計の見直しなどなど)を置き去りにして、希望的観測のように思える数値で将来を見通しても、現実とのギャップは広がるばかりです。 「少子化に歯止めがかからない」と嘆く人もいますが、少子高齢化は日本のありのままの姿なのではないかと思います。いつ、何人子どもを産む、あるいは産まないかは女性が主体的に決めていくことです。それがリプロダクティブヘルス/ライツ。社会への不安感が払拭されない中では、冷静にこの現実を受け止めていくしかありません。「少子高齢化は社会の危機だから回復していかなければいけない」という強迫観念に似た論調には、いささか疑問を感じます。 いろいろな制度の基になる考え方を転換しないと将来の安心は見えてきません。「右肩上がり」や「拡大再生産」ではない豊かさを見極める時代なのだと思います。
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