2005 年
4 月
18 日
カテゴリ:活動報告
憲法調査会の報告書について
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4月15日衆院憲法調査会の最終報告書が出されました。やはり憲法9条第2項の集団的自衛権の問題が焦点となりました。新聞で報告書の要旨を見ると、9条の1項に対しては「日本の平和や繁栄に果たした役割を評価する」「戦争放棄の理念を堅持し平和主義を維持すべき」という意見が多数なのに反して、2項には「自衛権の行使として必要最低限の武力行使を認める」という意見が多数とあります。でも1項の目的(戦争放棄・平和主義)を達するために、戦力を保持せず交戦権を認めないとしていたのではないのか?(現に憲法にはそう書いてあります)と私はすごく疑問です。誰だって戦争は嫌だし平和がいいに決まっています。それをどう実現するかという具体的な方法として9条2項はあるはずです。「戦争放棄の理念を堅持し平和主義を維持する」なら、「じゃあどうやって」を国民に示すべきで、だから2項が必要なんだと思います。「じゃあどうやって」が「必要最低限の武力行使を認める」では、戦争放棄の理念の堅持や平和主義を維持することにならないじゃないですか。 連日テレビや新聞で報道されているように、中国では反日運動が広がっています。暴力的な行為は許されることではないけれど、そんな中で、日本が「憲法改正」を今、進めようとすることは、国際的な関係から見ても大いに問題があるのではないでしょうか。小泉首相はアメリカ追随だと多くの人が批判しています。実際、日本の経済を見れば一番の交易国はアメリカではなく中国です。中国に限らずアジア諸国とどう手をつないでいけるのかが、今の日本には一番大切なことではないかと思います。 国民の健康や命とアメリカとの交易を計りにかけるような政府は、やはり私たち国民が憲法で“きっちり”縛っていかなくてはいけません。考え方の問題からも、さまざまな国際的リスクからも、今、「憲法改正」を行う必要を私は全く感じていません。
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