2004 年
7 月
22 日
カテゴリ:活動報告
大阪で感じたこと
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7月中旬、東京・生活者ネットワークの視察で大阪市に行きました。大阪府、大阪市のホームレス対策とNPOの活動を、NPO法人釜ヶ崎支援機構の山田さん(理事長)と松繁さん(事務局長)に案内していただきました。また、大阪府のDVに対する取り組みや、民間シェルターの方にお話を聞く機会も持つことができました。
どちらも非常に重たい問題で、なかなか整理がつかないでいます。「人権」をテーマに企画された視察でしたが、「家をなくしたら日本国民ではなくなるんやね」と山田さんが言った言葉が、胸に苦しいです。
釜ヶ崎支援機構は道路や公園の清掃などを行政から委託を受け、仕事の提供をしています。「どんなに困っても働けるうちは働いてもらう。そうでないと『もらって当り前』になってしまう。社会参加は労働によってしか体現できない。それを軸にした支援策が必要…」。「勝ち組・負け組」などといわれる世の中ですが、「働くことの意味」を考えさせられました。
また、DV被害者の民間シェルターの方は、「行政のつくるフローチャートは信じられない。行政のチャートでは民間シェルターは一番最後にあるけれど、民間シェルターが断ったらその人は外に行くところがなくなってしまう。戻れないチャートでは役に立たない。本当のネットワークって何?と思う」と。その通りだと思いました。
暑い大阪から暑い練馬に戻ってきて、いろいろなことを考えています。釜ヶ崎の状況とか、DV被害者の状況など、お伝えしなくてはいけないことがたくさんあるのですが、何をどう伝えればよいのか、とまどっているというのが正直なところです。
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