2004 年
2 月
23 日
カテゴリ:活動報告
収納リスト紛失事件について
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非常に残念なことに、練馬区の嘱託収納員が177人分の収納者リストを紛失するという事件が起きました。この収納対策は、住民税、軽自動車税のほか国民健康保険料も合わせてリスト化し、未収納の方を嘱託収納員が訪問し収納にあたるというものです。つまり、税金と国民健康保険という別々の業務の対象者を名寄せしたリストを使用しているということです。このことが個人情報保護の審議会にかけられたとき、収納に関する情報は非常にデリケートなものなので、「名寄せ」に関して慎重になるべきという意見が、私も含め委員から出されました。しかし未収額が130億円を越えているという現実を前に、審議会、常任委員会で嘱託収納員そのものの問題に対して議論が不十分だったと思います。 私の所属する区民環境清掃委員会は、税金、国民健康保険の担当委員会なので、2月20日の委員会にこの事件が報告されました。と同時に、企画総務委員会にも報告がありました。20日の委員会では定例議会に提案されている議案の採決が行われており、企画総務委員会には、個人情報保護条例の改定が掛けられていました。このような事件がある一方で、そこでは賛成多数で「条例改正」が可決されてしまいました。生活者ネットワークは反対しました。 練馬区議会は今まで、個人情報の取り扱いについて、個人情報保護条例の改正をそのつど議決するという形で、行政や審議会とともに、区民に対する責任を負ってきました。今回の条例改正は、IT化がすすみ「現実に対応できない」という流れの中で提案されているものです。しかし収納対策にしろIT化にしろ「対応しなければならない現実」があったとしても、その対応が区民の権利利益を侵すものであっていいはずはありません。この事件は「人」の問題に決着させてはいけない、練馬区の「しくみ」の問題だと私は思います。さまざまな考えをもった区民の代表が集まる議会だからこそ、区民の権利保護への責任を放棄するべきではありません。今後も個人情報保護の立場にたって、発言していきたいと思います。
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