2003 年
11 月
5 日
カテゴリ:活動報告
プライバシーについて
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以前お知らせしたように、今、練馬区では、住民基本台帳ネットワークシステム、総合行政ネットワークシステム(LG-WAN)を基盤とする電子政府‐電子自治体に対応するために、個人情報保護条例の見直しがすすめられています。11月7日の情報公開および個人情報保護運営審議会の委員会で素案が出され、11月12日、12月の審議会で議論され、来年2月の区議会に提案される予定です。 みなさんは練馬区の個人情報保護条例をご覧になったことがあるでしょうか。この条例は、電算条例が元になってはいるものの、行政が電算化する業務と項目、接続する相手と業務の内容が別表として条例の中に位置づけられており、新たに電算化する業務や外部接続をする業務は、すべて審議会で意見を聞き議会に条例改正として提案し決定しなければなりません。「手続きが面倒」と思われる方もいるかもしれませんが、「面倒」な手続きがあることで、安易に個人情報が電算化され、あるいはどこかに提供され、利用されることを防ぐ役割をしているのです。審議会、議会という手続きをふむことで、区民にとっても内容が明らかになり、本当に必要かどうかを議論することができます。 しかし、「これまでは電算処理が例外的な扱いだったので表にして管理することが可能だったが、これからは電算データが基本になるので特別扱いで管理することがむずかしい」というのが条例改正の主な理由です。確かに「表による管理」は難しいのでしょう。ただ、別表制度が果たしてきた役割をどのような形で実現するかは、手続きの厳格化、透明性、公開性をどう保障するのかという視点で考えるべきだと思います。行政の仕事は、区民の目に触れることなく「便利」になればよいのではなく、便利も不便も区民が「納得」していることが何より大切です。「理由がわかる」ことほど、今の時代に必要とされていることはないのではないでしょうか。 今、プライバシーの考え方も変わってきています。「私生活を覗かれたくない」というようなものから、「自分の情報は自分でコントロールする」という、より主体的なものとしてとらえられるようになっています。IT化がすすむ中だからこそ、プライバシーは個人個人の権利として確立されるべきだと思いますし、社会も個々人を尊重できるように変わる必要があるのだと思います。
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