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2008 年
4 月
24 日 思春期の子どもの居場所について |
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4月16日から水・土の週2日、19時まで中村児童館が中高生に開放されるようになりました。中高生の居場所づくりのモデル事業として始まり、今後広げていく計画です。中高生の居場所づくりは私たちも前から提案してきたことなので、広がることは歓迎しますが、さて…と気になることがひとつ。 光が丘区民センターにあるなかよし児童館は、3年前から20時まで中高生に開放されています。しかし、これは委託事業なので中高生の居場所づくりのモデルではないと練馬区は言います(モデル事業は児童館職員が対応する)。その検証がどうなっているのか、なかよし児童館で行われていることがどう生かされていくのかもはっきりしないのです。 以前、なかよし児童館に見学に行ったとき、現場の責任者の方から切々と子どもたちの抱える問題について訴えられたことがあります(その方はもう辞めてしまった)。家にも学校にも居たくない子、来てもただ寝ているだけの子、学校での悩みを抱えている子、家族関係がうまくいっていない子…元気に遊んだり活動したりする子だけでなく、いろいろな問題を抱えた子にとっても「居場所」であり、場所を開放するだけで子どもたちの問題が解決するわけではないこと…。いろいろな話を聞いているうち、思春期の子どもが自分だけでは解決できない問題に向き合っているとき、いかに信頼できる大人(他人)が近くにいないのかという事実に気づかされたのでした。そういう事業は現場の力量にかかっているにも関わらず、なかよし児童館の委託は普通の一般競争入札で事業者を決めている。だからモデル事業は区の職員が対応するのかといえば、そういう答えもない。子どもたちの「居場所」づくりの何が課題で現場にどういう力量を求めるのか、練馬区が何を考えているのか、さっぱりわかりません。 子どもの最善の利益を考えたとき、アンケートなどの「表」に出てくる声だけでなく、その裏側にある言葉にならない声にも、よーく耳を澄ませなければ、どの子にとっても安心できる「居場所」にはならないように思うのです。 | ||
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