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2008 年
3 月
14 日 未来への想像力 |
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第1回定例区議会も14日で最終日。今回は来年度予算の審議もあり、1ヵ月の会期でした。 予算に関わるさまざまな制度変更を見るにつけ、自分が後期高齢者になる30年後、いったいどんな事態になっているのか不安になります。4月から後期高齢者医療制度が始まりますが、これが私たちの将来を豊かなものにするとはどうしても思えません。医療費の増加が財政を圧迫し、まるで社会悪のように政府からはアナウンスされますが、日本の医療費はGDPの8%ほどだし、きちんと対策を取れば決して不安になることはないと私は思います。むしろ意図的に政府自らが「国民皆保険」を壊しにかかっていると思えてなりません。実際、経済財政諮問会議では、外資系民間保険の活用ばかりが話され「国民皆保険の維持」はまったく語られないと言います。一方で厚生労働省は、年間2000億円の社会保障費の削減を言い渡され、皆保険の旗を掲げたままそれを行おうとするので、医療報酬の切り下げに突き進まざるを得ません。誰も国民の負担を自分のせいにはしたくないので、矛盾は一気に医療現場へとなだれ込んでしまいます。患者は病院から見放されたと訴え、医療機関は診療を行いたくても報酬がつかないから経営が厳しくてできないと訴え、本当は誰の責任なのかが見えなくなる、巧妙としか言いようのない責任転嫁の構造です。国民皆保険の破壊はアメリカからの圧力だと言われています。でもアメリカってだれのこと? アメリカ国民の70%が医療保険制度を望んでいるのに実現できないのですから。 そういったことを考えながら予算審議を振り返ると、地方自治体が「長いものには巻かれろ」でいいのか?と考えてしまいます。後期高齢者医療制度の保険料にしても、誰も自分が75歳になって保険料を払うことを想像しもしていない。未来への想像力を失ってしまったら、よりよい社会になんてなるはずありません。「騙されないで怒りを形にする」と新年に宣言したとおり、小さな力でも頑張らねば!と思います。 | ||
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