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2005 年
5 月
31 日 清掃工場の建て替えについて |
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練馬区にある2つの清掃工場は、練馬区のものではなく、東京23区が「23区清掃一部事務組合」という組織をつくり、共同で利用し管理しています。清掃工場の建て替えや大規模改修の計画は23区内の工場すべてについて、この一部事務組合が立てており、この3月に素案が出されました。三原台にある練馬清掃工場は1996年に大規模改修がされましたが、建設から30年以上が経過しているため、2010年から建て替え工事が始まります。来年には地域への説明会や環境アセスメントなどが開始される予定です。ちなみに光が丘清掃工場は2014年が建て替え工事、事前準備が2010年から始まる予定です。 今、ごみの減量はどの自治体にとっても大きな課題ですが、この素案を見ると、今の清掃工場の処理量はそのまま継続されることになっています。(練馬清掃工場600t/日、光が丘清掃工場300t/日)各区ともごみの減量に取り組みごみを減らす努力をしているにもかかわらず、処理するごみの量の設定が変わらないというのには素朴に疑問を感じます。 昨年、東京都の廃棄物審議会では「プラスチックのサーマルリサイクル」を進める答申を出しました。プラスチックを清掃工場で「燃やして」エネルギー回収をしようというものです。現行の清掃工場では、燃やして出されるエネルギーを発電に利用していますが、廃熱の利用がままならないために、資源化率はよくて20%程度。プラスチックは石油からできているので、燃やせば熱量は高くなりますが、回収したエネルギーを効率よく利用するしくみができていないので、資源化率が高くなることはおそらくないでしょう。当り前のことですが、リサイクルは利用する先があって初めて成り立つのですから。「サーマルリサイクル」というといかにも環境に優しいような響きがありますが、ただプラスチックを燃やすための計画という気がしますし、ごみの減量にはつながらないと思います。また、プラスチックにはさまざまな添加物が入っており、それを燃やすことで重金属が環境に排出されるという話も聞きます。プラスチックのない生活は困難なものですが、その処理も非常に困難なものです。ごみを減らすことが第一ですし、清掃工場のあり方も、自分がどんなごみを出しているのかを知って考える問題だと思います。 | ||
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